呪術廻戦のネタバレあらすじ!最初から最終回までの物語を徹底解説

漫画
          イメージ画像 : 漫画読みまくり隊作成

   🔹本記事にはプロモーションを含みます

『呪術廻戦』は、虎杖悠仁が「呪いの王」と呼ばれる両面宿儺の指を飲み込んだことから始まる物語です。

呪術高専で伏黒恵や釘崎野薔薇、五条悟たちと出会った虎杖は、呪霊との戦いを重ねながら、やがて渋谷事変、死滅回游、五条悟と宿儺の最強対決、そして宿儺との最終決戦へ巻き込まれていきます。

原作漫画は全30巻・第271話「これから」で完結しています。最終回まで読むと、虎杖・伏黒・釘崎の結末だけでなく、五条悟の死亡、宿儺の最後、残された宿儺の指など、物語の重要な謎にも一つの区切りがつきます。

この記事では、『呪術廻戦』のネタバレあらすじを最初から最終回まで整理し、主要登場人物、アニメ声優、懐玉・玉折、渋谷事変、死滅回游、五条VS宿儺、死亡・生存キャラ、伏線や最終回の意味まで初心者にも分かりやすく紹介します。

※ここから先は原作漫画30巻・最終第271話までの重大なネタバレを含みます。アニメだけを見ている方や、これから原作を読みたい方はご注意ください。

記事のポイント

❶『呪術廻戦』のあらすじを最初から最終回までの理解

❷ 渋谷事変・死滅回游・新宿決戦の流れ

❸ 五条・宿儺・虎杖・伏黒・釘崎の結末

❹ 最終271話と残された宿儺の指の意味まで確認

呪術廻戦のネタバレあらすじ!物語の始まりから重要な展開まで解説

          イメージ画像 : 漫画読みまくり隊作成
  • あらすじの概要
  • 主要登場人物
  • アニメ『呪術廻戦』の主要キャラクターの声優
  • 虎杖悠仁はなぜ宿儺の指を食べて呪術師になった?
  • 五条悟と夏油傑の過去
  • 渋谷事変では何が起きた?
  • 死滅回游とは?
  • 宿儺はなぜ伏黒恵の身体を狙った?

あらすじの概要

物語の主人公・虎杖悠仁は、普通の高校生活を送っていた少年です。

人並み外れた身体能力を持っていましたが、当初は呪術師ではありませんでした。

ある日、学校に保管されていた特級呪物「両面宿儺の指」の封印が解かれ、虎杖の先輩たちが呪霊に襲われてしまいます。

先輩と伏黒恵を助けるため、虎杖は宿儺の指を飲み込みます。

普通なら肉体を乗っ取られてもおかしくありません。しかし虎杖は宿儺を自分の中に抑え込むことができました。

この特殊な性質に目を付けた五条悟によって、虎杖はすぐ処刑されるのではなく、残された宿儺の指を取り込んだあとに処刑するという猶予を与えられます。

こうして虎杖は東京都立呪術高等専門学校へ入り、伏黒恵、釘崎野薔薇とともに呪術師として戦うことになります。

序盤では真人をはじめとする呪霊との戦いや京都校との交流会などを経験しますが、物語は次第に大きく動いていきます。

五条悟と夏油傑の過去が描かれた「懐玉・玉折」を経て、現在では五条を封印するための大規模な計画「渋谷事変」が発生。

五条が獄門疆に封印され、七海建人をはじめ多くの犠牲者が出たことで、呪術界の状況は一変します。

さらに黒幕・羂索によって「死滅回游」が始まり、虎杖たちは五条の封印を解き、伏黒の姉・津美紀を救うために戦います。

ところが、宿儺は虎杖から伏黒の肉体へ移動。

その後、復活した五条と宿儺による「最強VS最強」の戦いが始まり、物語は最終局面へ向かっていくのです。

主要登場人物

『呪術廻戦』には非常に多くのキャラクターが登場しますが、最初に覚えておきたいのは虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇・五条悟・両面宿儺です。

虎杖悠仁は本作の主人公。

宿儺の指を飲み込んでも自我を保てる特殊な存在で、物語序盤から宿儺を体内に抱えながら戦います。

伏黒恵は虎杖の同級生で、禪院家相伝の「十種影法術」を使う呪術師です。

式神を使って戦う能力を持ち、物語後半では宿儺との関係が非常に重要になります。

釘崎野薔薇も虎杖・伏黒と同じ一年生です。

釘や金槌、藁人形などを使う「芻霊呪法」の使い手で、特に対象の一部を通じて本体へ攻撃する「共鳴り」は終盤でも大きな役割を果たします。

五条悟は虎杖たちの教師であり、現代最強と呼ばれる特級呪術師。

六眼と無下限呪術を持ち、その圧倒的な強さゆえに敵側から最優先で排除すべき人物として狙われます。

そして両面宿儺は「呪いの王」と呼ばれる存在です。

当初は虎杖の体内にいましたが、物語後半では伏黒の肉体を奪い、五条を含む高専側の術師たちと戦う最大の敵となります。

ほかにも乙骨憂太、禪院真希、狗巻棘、パンダ、七海建人、東堂葵、脹相、夏油傑、羂索、真人など、物語を大きく動かす人物が数多く登場します。

人物が多くて難しく感じる場合は、まず「虎杖・伏黒・釘崎の一年生3人」「教師の五条」「敵となる宿儺」の関係を押さえると理解しやすくなります。

アニメ『呪術廻戦』の主要キャラクターの声優

アニメ『呪術廻戦』では、虎杖悠仁を榎木淳弥さん、伏黒恵を内田雄馬さん、釘崎野薔薇を瀬戸麻沙美さんが演じています。

五条悟は中村悠一さん、両面宿儺は諏訪部順一さんです。

さらに、乙骨憂太は緒方恵美さん、七海建人は津田健次郎さん、東堂葵は木村昴さん、脹相は浪川大輔さん、真人は島﨑信長さんが担当しています。

原作を読んだあとにアニメを見ると、戦闘シーンだけでなく、キャラクターの感情や人間関係もより印象的に感じられるかもしれません。

なお、原作漫画は完結していますが、アニメは原作のすべてを映像化し終えているわけではありません。

そのため、原作最終回までの内容とアニメの現在地点は分けて考える必要があります。

虎杖悠仁はなぜ宿儺の指を食べて呪術師になった?

虎杖が宿儺の指を食べた理由は、最初から強い力が欲しかったからではありません。

きっかけは、学校にあった宿儺の指でした。

封印が解かれたことで呪霊が集まり、虎杖の先輩たちが危険な状況になります。

伏黒も呪霊と戦いますが、虎杖には呪霊を倒すための呪力がありません。

そこで虎杖は、目の前の人を助けるために宿儺の指を飲み込みました。

つまり、物語の出発点から虎杖は「誰かを助ける」という選択をしているのです。

宿儺の指を取り込んだことで虎杖は宿儺の器になりますが、宿儺に完全に肉体を奪われることなく自我を取り戻します。

この極めて特殊な性質によって、虎杖には宿儺の指をすべて取り込ませてから処刑するという役割が与えられました。

最初は「宿儺の指をすべて取り込んで死ぬ」という非常に重い運命を背負っていた虎杖。

しかし物語が進むにつれて、「正しい死とは何か」「自分は何のために生きるのか」という問いと向き合うことになります。

この変化が『呪術廻戦』全体を貫く重要なテーマの一つです。

五条悟と夏油傑の過去

五条悟と夏油傑は、もともと呪術高専の同級生でした。

若いころの二人はともに高い実力を持つ親友で、「最強」と呼べるコンビでした。

二人に大きな変化を与えたのが、天元との同化を控えた「星漿体」天内理子の護衛任務です。

五条と夏油は理子を守ろうとしますが、伏黒甚爾の介入によって状況は大きく変わります。

理子は命を落とし、五条自身も一度は甚爾に敗北します。

しかし死の淵で反転術式をつかんだ五条は覚醒し、甚爾を倒しました。

この事件を境に、五条は「一人でも最強」といえる存在へ成長します。

一方の夏油は、その後も呪霊を祓い続ける中で「なぜ呪術師が非術師を守らなければならないのか」という疑問を深めていきます。

後輩・灰原雄の死や村での事件などが重なり、夏油はついに呪術師だけの世界を作るという思想へ傾いていきました。

親友だった五条と夏油が別々の道を歩くようになった背景を知ると、後の『呪術廻戦0』や渋谷事変も理解しやすくなります。

「懐玉・玉折」は単なる過去編ではなく、現在の物語を形作った重要なエピソードなのです。

渋谷事変では何が起きた?

          イメージ画像 : 漫画読みまくり隊作成

渋谷事変は、『呪術廻戦』の物語が大きく変わる転換点です。

2018年10月31日の渋谷を舞台に、敵側は五条悟を封印するための大規模な作戦を実行します。

五条は一般人を巻き込まないよう制約を受けながら戦い、圧倒的な強さを見せます。

しかし、目の前に亡くなったはずの夏油傑の姿が現れたことで一瞬動きを止め、その隙を突かれて特級呪物「獄門疆」に封印されてしまいます。

ところが、夏油の肉体を使っていた人物は本来の夏油ではありません。

その肉体を乗っ取っていたのが羂索でした。

五条が封印されたことで、呪術師側は最強の戦力を失います。

さらに宿儺が一時的に虎杖の肉体を支配して渋谷に甚大な被害を出し、七海建人は真人によって命を落とします。

釘崎も真人の無為転変を受けて重傷を負い、長期間にわたって生死が明かされませんでした。

虎杖にとっては、自分の体を使った宿儺による大量の犠牲、七海の死、釘崎の負傷が一度に重なる過酷な出来事となります。

そして渋谷事変の最後には羂索の計画が本格的に動き出し、物語は「死滅回游」へ進んでいきます。

死滅回游とは?

死滅回游は、羂索が仕組んだ大規模な呪術のゲームです。

日本各地に設けられた結界の中で、覚醒した現代の術師や、過去から受肉した術師などが「泳者」として戦うことになります。

虎杖たちが死滅回游へ参加する大きな目的は、五条悟の封印を解くことと、巻き込まれた伏黒の姉・津美紀を救うことでした。

そのためには、術式を消滅させる力を持つ「天使」こと来栖華を探す必要があります。

また、泳者が持つポイントを利用して死滅回游に新しいルールを追加し、津美紀をゲームから離脱させようとします。

しかし物語は思い通りには進みません。

津美紀には過去の術師・万が受肉していたことが判明します。

この事実は伏黒の心に大きな衝撃を与え、その瞬間を宿儺に利用されてしまいました。

死滅回游は登場人物とルールが多いため難しく感じやすいのですが、「五条を助ける」「津美紀を助ける」「羂索の計画を止める」という3つの目的を軸に読むと整理しやすくなります。

宿儺はなぜ伏黒恵の身体を狙った?

宿儺は物語のかなり早い段階から、伏黒恵の術式や可能性に興味を示していました。

伏黒が持つ「十種影法術」は、禪院家に伝わる非常に強力な術式です。

ただし、「宿儺が最初から魔虚羅だけを目的に伏黒を狙っていた」とまで断定するのは注意が必要です。

原作では、宿儺が伏黒に「器」としての耐性や可能性を見いだし、虎杖のような自分を閉じ込める「檻」にならないタイミングを待っていたことが示されています。

転機となるのが第212話です。

津美紀の状況によって伏黒の心が折れかけた瞬間、宿儺は虎杖との「縛り」を利用して肉体の主導権を握り、自らの指を伏黒に飲ませて受肉します。

さらに伏黒の抵抗を弱めるため、宿儺は「浴」を行い、伏黒の肉体で万が受肉した津美紀を殺害します。

これによって伏黒の魂はさらに深く沈んでしまいました。

そして宿儺は十種影法術を使用できるようになり、魔虚羅の適応能力は後の五条悟との戦いでも極めて重要な役割を果たします。

ここから物語は、伏黒の肉体を取り戻せるのかという問題と、宿儺をどう倒すのかという二つの課題を抱えたまま最終決戦へ進んでいきます。

呪術廻戦のネタバレあらすじ!最終決戦・結末・伏線まで徹底解説

          イメージ画像 : 漫画読みまくり隊作成
  • 五条悟VS宿儺の結末
  • 五条悟は死亡した?
  • 虎杖・伏黒・釘崎・乙骨の最後
  • 両面宿儺は最後どうなった?
  • 呪術廻戦の最終回はどうなった?
  • 最後に残った宿儺の指にはどんな意味がある?
  • 呪術廻戦は全何巻・何話?
  • 呪術廻戦の最終回はひどい?評価が分かれた理由と読者の感想
  • まとめ:呪術廻戦のネタバレやあらすじ

五条悟VS宿儺の結末

五条悟の封印が解かれると、ついに五条と宿儺による「最強VS最強」の戦いが始まります。

宿儺はこの時点で伏黒の肉体を使用しており、十種影法術も使える状態です。

二人は領域展開を何度もぶつけ合い、五条の「無量空処」と宿儺の「伏魔御廚子」が激突します。

五条は宿儺を追い込みますが、宿儺には十種影法術の式神・魔虚羅がありました。

魔虚羅には攻撃や現象へ「適応」する能力があります。

宿儺は魔虚羅が五条の無下限へ適応していく過程を利用し、自分の斬撃をさらに発展させます。

その結果、五条本人を直接狙うのではなく、五条が存在している空間ごと断つような斬撃へ到達しました。

五条の無下限は通常の攻撃を届かなくできますが、攻撃対象そのものを空間まで広げられたことで防ぎきれませんでした。

第236話「南へ」で、五条は宿儺の攻撃によって致命傷を受けて死亡します。

五条が単純に弱かったわけではありません。

五条の無下限を突破する方法を、宿儺が魔虚羅の適応を参考にして成立させたことが決着につながった、と理解すると分かりやすいでしょう。

五条悟は死亡した?

結論からいうと、五条悟は原作最終回までに本人として復活していません。

五条が死亡するのは単行本26巻・第236話「南へ」です。

その後、第260話の終盤で五条の姿をした人物が宿儺の前に現れるため、「五条が復活したのでは?」と思った読者も多かったはずです。

しかし第261話で、その人物の正体が乙骨憂太だと判明します。

乙骨は羂索の肉体を渡る術式をコピーし、死亡した五条の肉体へ移って戦っていました。

つまり、外見や肉体は五条でも、意識は乙骨です。

その後、乙骨は最終決戦を生き延び、第269話では自分の肉体へ戻っています。

一方、五条本人が蘇生した描写はありません。

最終盤では、五条が残した言葉や手紙、虎杖の回想などを通して、その意思が次の世代へ受け継がれていく形で描かれます。

「最強の五条がすべてを解決する」のではなく、五条が育ててきた生徒たちが自分たちの力で未来を作っていく。

その点が五条の最終的な役割だったと読むこともできます。

虎杖・伏黒・釘崎・乙骨の最後

最終回時点で、虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇・乙骨憂太はいずれも生存しています。

虎杖は宿儺との最終決戦で中心的な役割を担い、最後まで戦い抜きます。

伏黒は宿儺に肉体を奪われ、一時は生きる気力まで失います。

しかし虎杖たちの働きかけによって再び生きる意志を取り戻し、宿儺から肉体を取り戻しました。

釘崎は渋谷事変で真人の攻撃を受けてから長期間登場しません。

ところが第267話で戦線へ復帰。

五条が残していた最後の宿儺の指に「共鳴り」を発動し、宿儺の動きを妨害します。

この攻撃が虎杖の反撃を後押ししました。

乙骨も宿儺との戦いで重傷を負い、さらに五条の肉体へ移るという危険な手段を選びます。

それでもリカが乙骨自身の肉体を維持していたことなどが幸いし、最終的には元の肉体へ戻って生存しています。

一方、五条悟、七海建人、脹相など、最後まで戻らなかった重要人物もいます。

『呪術廻戦』の結末は、すべてを失った完全な悲劇ではありません。

しかし、全員が無傷で元通りになるハッピーエンドでもないところが、この作品らしい終わり方です。

両面宿儺は最後どうなった?

          イメージ画像 : 漫画読みまくり隊作成

宿儺との最終決戦では、五条だけでなく多くの術師が次々と宿儺へ挑みます。

五条の死後も鹿紫雲一、日車寛見、乙骨憂太、虎杖悠仁、禪院真希、日下部篤也、脹相、東堂葵らが戦いをつなぎます。

一人の最強が宿儺を倒すのではなく、仲間たちが少しずつ宿儺を削っていく総力戦です。

その中心にいるのが虎杖でした。

虎杖は伏黒と宿儺の魂の境界へ攻撃を重ね、宿儺を伏黒の肉体から引き離そうとします。

さらに第267話では復帰した釘崎が最後の宿儺の指へ「共鳴り」を発動。

宿儺に大きな隙が生まれます。

そして第268話「決着」で、虎杖たちはついに宿儺と伏黒を分離することに成功します。

肉体を取り戻した伏黒は再び生きることを選びました。

虎杖は弱体化した宿儺に対して、自分の中へ戻れば生かすという選択肢まで示します。

しかし宿儺はその手を取らず、「呪い」として消えていきます。

物語の始まりでは虎杖の体内にいた宿儺。

最後は、その虎杖に倒される形で長い因縁に決着がついたのです。

呪術廻戦の最終回はどうなった?

宿儺との戦いそのものは第268話「決着」で大きな区切りを迎えます。

その後、第269話「検討」、第270話「夢の終わり」を経て、最終第271話「これから」へ進みます。

最終回で描かれるのは、宿儺を上回る新たなラスボスとの戦いではありません。

虎杖・伏黒・釘崎の3人が再び一緒に任務へ向かう姿です。

3人は術式によって一般人へ迷惑をかけている呪詛師を追います。

かつてのように3人で任務に取り組む姿が描かれることで、壮絶な戦いを経験した彼らにも日常が戻り始めていることが分かります。

虎杖は相手をただ倒すのではなく、五条から受け取った考え方を思わせる形で相手と向き合います。

そして物語の終盤では、宿儺と真人のやり取りも描かれます。

敗北した宿儺は、自分には別の生き方を選ぶ可能性もあったことを認め、もし次があるなら生き方を変える可能性を示します。

最後には虎杖・伏黒・釘崎だけでなく、生き残った高専メンバーたちの姿も描かれます。

そして最終ページに登場するのが、一本だけ残された宿儺の指です。

第1話で物語を始めた「宿儺の指」が最終話にも登場し、『呪術廻戦』は第271話「これから」で幕を閉じます。

最後に残った宿儺の指にはどんな意味がある?

最終回で印象的なのが、最後に描かれる宿儺の指です。

この一本は、五条が秘匿していた宿儺の指です。

最終決戦では釘崎がこの指へ「共鳴り」を使い、宿儺本体へ攻撃を通しています。

そして最終第271話では、一本の指が再び百葉箱のような場所に置かれています。

ここで大切なのは、指が残ったから宿儺が復活した、と原作では描かれていないことです。

したがって、「続編で宿儺が必ず復活するための伏線」と断定するのは適切ではありません。

むしろ第1話で宿儺の指が置かれていた場所を思わせる構図へ戻ることで、物語が一周したことを象徴していると考えることができます。

さらに最終回では、宿儺自身にも「次」があるなら違う生き方を選ぶ可能性が示されています。

そのため最後の指を、単純に「新しい恐怖の始まり」と見るだけでなく、「呪いの意味が変わったこと」を表すものとして読む解釈もできます。

ただし、ここから先は原作で明言された答えではなく考察です。

最後の指の象徴的な意味については、読者それぞれの解釈が残されている部分と考えた方がよいでしょう。

呪術廻戦は全何巻・何話?

『呪術廻戦』の原作本編は全30巻です。

最終話は第271話「これから」。

最終30巻には第264話から第271話までと、描き下ろしのエピローグが収録されています。

大まかな物語の流れを話数で整理すると、次のようになります。

第1~18話は「呪胎戴天」。

第19~79話は「幼魚と逆罰」「京都姉妹校交流会」「起首雷同」「懐玉・玉折」など。

第80~136話は「宵祭り~渋谷事変」。

第137~215話は「死滅回游」。

第216話以降は「浴」から「人外魔境新宿決戦」へ進みます。

単行本で見る場合は、序盤が1巻から始まり、懐玉・玉折が主に8~9巻、渋谷事変が主に10~16巻、死滅回游が16巻以降へ続き、24~30巻にかけて宿儺の伏黒への受肉から最終決戦までが描かれる、と考えると全体像をつかみやすいでしょう。

特に重要な話数として覚えておきたいのは、宿儺が伏黒へ受肉する第212話、五条が死亡する第236話、釘崎が復帰する第267話、宿儺との決着となる第268話、最終回の第271話です。

原作を読み返したい場合は、このあたりから目的の場面を探すと見つけやすくなります。

呪術廻戦の最終回はひどい?評価が分かれた理由と読者の感想

『呪術廻戦』の最終回について調べると、「ひどい」「納得できない」といった厳しい感想と、「呪術廻戦らしい終わり方だった」という肯定的な感想の両方が見つかります。

評価が分かれやすい理由の一つは、物語に残された謎がすべて細かく説明されたわけではない点でしょう。

羂索の過去や宿儺の過去、虎杖の家系に関する詳細、呪術界のその後など、「もっと知りたかった」と感じやすいテーマが残っています。

また、五条悟の扱いについても意見が分かれました。

非常に人気の高いキャラクターだっただけに、復活やより長い後日談を期待していた読者にとっては、物足りなく感じる部分があったと思います。

一方で、最終回で虎杖・伏黒・釘崎の3人が再び任務を行っていることを好意的に受け止める見方もあります。

物語の序盤にあった3人の関係へ戻りながらも、全員が大きな傷や経験を背負っているため、単純な「元通り」ではありません。

筆者として特に印象的なのは、虎杖が最後まで「誰かと生きる」という方向へ進んだことです。

虎杖は序盤から死について考え続けてきました。

ところが最後に選んだのは、自分だけが犠牲になって終わる道ではなく、生き残った仲間たちとこれからも人を助けていく道でした。

宿儺にも生きる選択肢を差し出したところには、序盤の虎杖とは違う成長を感じます。

その意味では、すべての謎を説明して終わる最終回ではなく、「虎杖たちの人生はこれからも続いていく」と感じさせる終わり方だったと受け取れます。

最終話のタイトルが「これから」なのも、作品の終わりであると同時に、生き残った人物たちにとって新しい始まりであることを印象づけています。

まとめ:呪術廻戦のネタバレやあらすじ

『呪術廻戦』のネタバレあらすじを最初から整理すると、物語は「宿儺の指」から始まり、最後もまた一本の「宿儺の指」で終わります。

主人公・虎杖悠仁は、先輩や伏黒を助けるために宿儺の指を飲み、呪術師の世界へ入りました。

伏黒恵、釘崎野薔薇、五条悟たちと出会い、真人との戦い、京都姉妹校交流会、懐玉・玉折、渋谷事変、死滅回游を経験していきます。

渋谷事変では五条が封印され、七海が死亡し、釘崎も重傷を負いました。

死滅回游では羂索の計画が進み、さらに宿儺が伏黒へ受肉したことで、物語は最終決戦へ突入します。

復活した五条悟は宿儺と激突しますが、第236話で死亡。

その後は乙骨憂太、禪院真希、脹相、日車寛見、東堂葵ら多くの仲間が戦いをつなぎ、最終的に虎杖・伏黒・釘崎の力が宿儺との決着へつながりました。

第268話で宿儺との戦いが決着し、第271話「これから」では虎杖・伏黒・釘崎が再び3人で任務に挑みます。

『呪術廻戦』は、単純に「強い敵を倒して世界を救う」だけの物語ではありません。

五条悟の過去、夏油傑の選択、伏黒が生きる理由、釘崎の復帰、宿儺の敗北などを通して、「人は誰かとの関わりの中で何を残すのか」が描かれています。

最終回まで読むことで、虎杖が物語の最初から抱えていた「人を助けること」と「正しい死」という問いが、最終的には「これからどう生きるか」という問いへ変わっていったことが分かります。

これから原作を読む方は、全30巻を通して虎杖たちの変化を追ってみると、『呪術廻戦』の物語をより深く楽しめるでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました